配管技術研究協会から発行されている配管技術研究協会誌のVol62のNo.2に「アコースティックエミッションによる設備診断」と言うタイトルで解説が掲載されました。内容は、アコースティックエミッションを応用した配管の診断技術の紹介で、内容は下記となっています。
まず、AEと言う技術を初めて耳にする方のために、「AEの基礎知識」について説明しています。次に、「配管のき裂進行と進行位置の評価」について説明し、さらに「配管の腐食進行と進行位置の評価」と「配管の漏洩と漏洩位置の評価」、「配管の閉塞の評価」について説明しています。また、検査方法だけでなく、検査を実際に実施すのに必要な検査機器についても「AE検査装置」として説明しています。AEによる配管の検査にご興味のあるかたは、ぜひご覧下さい。
AEを利用した配管の診断方法は各誌で色々と紹介されていますが、本解説では、AEをはじめて使用する皆さんにも分かりやすく、さらに各応用方法をひとつにまとめて解説していますので、御理解しやすいと思います。。配管についてや、その他の構造物の設備診断についてご興味のあるかたは「構造物診断」もご参考にして下さい。