診断・計測サービス

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診断や計測にAEを活用したいと思っても、計測装置の準備や操作の習得、評価方法などが心配で導入を躊躇されているかた、また、費用や時間の問題で計測装置の導入が困難な皆さんに、格安な診断・計測サービスをスタートしました。他社の従来のサービスと比較して圧倒的に格安で、簡単に診断・計測ができます。

AE診断サービス

AEは、亀裂進展、摩擦摩耗、液体や気体の漏洩、腐食、放電 などにより放出されます。この現象を応用すると、さまざまな設備の異常を診断することができます。また、AEは設備の稼動条件にあまり影響を受けません。例えば軸受では、回転数に関係な異常を判断できるので、従来、振動法では診断が困難だった低速軸受も診断することができます。AEを応用した軸受や減速機、加工機の診断から飛行機や原子力発電所設備の診断まで、どのような設備の設備診断でもお受けさせて頂きます。診断には、設備の構造をよく理解する必要があります。事前に、構造がわかる資料を御用意下さい。(図面がベストですが、構造が分かるポンチ絵でも可)


AE計測サービス

材料試験などから、8CHを超えるような多CHのAE計測まで、御希望の計測を実施致します。規模が大きいAE計測では、日本フィジカルアコースティクス株式会社から業務を引き継いだマテックス建材と協力して対応致します。また、AEの計測に必要な試験機の準備も対応させて頂きます。コベルコ科研様など、材料試験メーカー様と連携して対応させて頂きます。


リモートAE計測・診断

診断サービス

「コロナの影響で外部に委託できない」、「費用を低く抑えたい」、「AEを試してみたい」などと言った場合、リモートによるAE診断サービスの御利用をお勧めします。計測器をお送りしてお客様に計測して頂き、計測したAEのデータはメールで送付頂いて評価します。計測状況をWEB会議の形式でお見せ頂くことが可能なら、その場でアドバイスさせて頂きます。計測は簡単で、AEセンサの設置と、基本的には計測器のSTARTボタンを押すだけです。

リモート診断の手順

診断サービスの準備

WEB会議あるいはメールにて、診断の目的と過去の保全の状況を御説明頂きます。また、可能であれば計測対象の構造を、図面や写真、あるいはポンチ絵でもいいのでお示し下さい。内容の確認ができましたら、使用するAE装置やAEセンサなど、必要な機材をお送りします

AEセンサの取り付け

AEセンサをお客様に設置して頂きます。AEセンサの検出面にシリコングリースを塗り、指示する場所に押し付けたり、磁石などで固定して頂きます。AEセンサ取り付け後、ケーブルで計測器と接続します。

AE計測

計測条件を書き込んだSDカードをお送りします。このSDカードを計測器にセットし、あとは計測器のボンタンを押せば、データが計測されます。計測は、たったこれだけです。

診断サービス報告書

データを評価し、報告書をお送りさせて頂きます。内容と量により異なりますが、基本は、2週間以内で御報告させて頂きます。また、必要であればWEB会議にてご説明させて頂きます。


低価格診断

AEにょる軸受の低価格な診断サービスを開始しました。スタートボタンを押すだけでAEのデータが計測できるAE計測装置をお送りしますので、お客様にてAEセンサの取り付けと計測をお願いします。返却後、2週間以内に簡易報告書をお送り致します。価格は、内容により異なりますので御相談下さい。ご満足頂ける価格を御提案致します。個数割引も有ります。


振動測定+AE計測

外部委託で振動測定を依頼されていませんか?SETLaでは、AE診断だけでなく振動も測定します。振動測定の内容によっては、従来の外部委託様への発注価格とほとんど変わらない価格で振動+AEの両データを計測させて頂きます。


タンクの試験(TankPAC)

タンクの底板の腐食検査を、MISTRASの検査手順TankPacにしたがい実施致します

タンク試験

タンクの底板の腐食検査を、MISTRASの検査手順TankPACにしたがい実施致します。TankPacの実施にはフィジカルアコースティクスの資格が必要ですので、マテックス建材と実施します。TankPACの仕様は満足しませんが、側板の腐食検査も実施できます。

TankPacの歴史

タンクの底板の腐食検査は、1989年にユーザーの要請によりAE検査の可能性について検討が開始され、1990年にESSO,BP,ICI,KPEにより最初の試験が行われました。その後、1992年ユーザーグループが形成され、20以上の機関に拡大し1996年までに600以上のタンクに対し試験されました。その後、1997年サウジアラビアのAramcoに導入され、EEMUA、フランスの石油協会などが次々にAE試験適用結果を公表しました。現在、世界の主要なタンクの底板は、定期的な解放点検行わず、TankPacにより検査されています。

検査方法

1)タンクを他の部分から換算に遮断して静置。
2)AEセンサを底板から1mの側板上に円周方向に等間隔に設置。
3)通常は1列、固定屋根式タンクでは上下2列設置。
4)AE計測時間は、風などによるノイズの影響がない場合は1時間程度。
5)TankPac解析手順に従い、タンクの状況を下記のようにグレード分け。

タンクの腐食度合い

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