低ノイズAEプリアンプ

低ノイズAEプリアンプの販売を開始しました。本製品は、低ノイズでありながら、価格も低く抑えています。AEセンサのケーブルの長さを延長したいようなアプリケーションの場合には、AEセンサの後にプリアンプを接続して増幅し、ケーブル長に対応できるようにします。プリアンプは各社によって駆動電圧が異なるために、使用する計測器のメーカーに合わせてプリアンプを選択する必要があります。本AEプリアンプは、電源が5V系の低ノイズのプリアンプです。5V系のプリアンプは、フィジカルアコースティクスから販売されています。フィジカルアコースティクス製のプリアンプは、非常に低ノイズで駆動できるケーブル長も長く、性能は非常に高いのですが、価格が非常に高く、また輸入品であるので入手性に問題が発生する場合がありました。本製品は、フィジカルアコースティクス製のプリアンプと比較して約1dBほどノイズが高く、駆動できるケーブル長もフィジカルアコースティクス製と比較して半分の100mですが、実用上は問題はありません。

低ノイズAEプリアンプの販売開始

30kHz〜1MHzまで使用できる、広帯域型のプリアンプです。電源は5Vです。インターマインドと協力して製作。性能はもちろん、他社品と比較して価格も低く抑えた製品です。ケーブルは100mまでドライブ可能です。国内製で、部品も十分に確保しているので、供給体制に問題はありません。ホームページの計測装置も参考にして下さい。

AEセンサ取り付け治具曲面用

曲面にAEセンサをマグネットで取り付けるAEセンサ取り付け治具の販売を開始しました。AEセンサの取り付け面が平面でなく、R面であることがよくあります。このような場合には、通常のマグネットホルダではマグネットの接触部が線接触となります。そのため、AEセンサの固定力が小さくなってしまい、AEセンサの保持力が不安定となってしまいます。本AEセンサ取り付け治具は、マグネット部が可動式になっています。接触部は線接触ですが、設置対象へのマグネット全面の距離が最短となり、磁力による固定力がUPします。なお、本製品はステンレスで製作されています。さらに、下記の写真は未塗装ですが、実際の製品は絶縁塗料で塗装されています。治具本体が絶縁されているので、AEセンサの外面からのノイズ混入対策としてAEセンサ側に絶縁処理は不要です。

当社では、本製品だけでなく、特殊なAEセンサの固定治具や、特殊な材質の固定治具など、お客様のご要望にあったAEセンサ取り付け治具を設計、製作致します。ご希望があればご遠慮なくご連絡下さい。

セトラのホームページ「AEセンサ」もご参考にして下さい。

AEセンサ取り付け治具曲面用

SAE-MGHR

左右のマグネットがヒンジ構造で可動する構造です。曲面に沿って固定され、AEセンサを安定して固定することができます。曲面のRによっては、寸法が合わない場合がありますので、ご購入時に、設置したい曲面のRを御連絡下さい。

AE校正装置販売開始

AEセンサの取付状態を確認できるAEセンサ設置校正装置を開発し、販売を開始します。従来、AEセンサの設置状態は。シャープペンシル法やパルサで基準信号を発生させる方法が行われています。これらの方法では、発生した模擬AE信号をAEセンサに接続した計測器で観察するので、2名の作業が必要でした。本装置は、模擬信号の発信だけでなく、設置したAE信号の出力値を計測することが可能ですので、1名でAEセンサの設置状態を確認できます。本装置は、フィジカルアコースティククスやNF回路設計ブロック、富士セラミックスなど、各社のプリアンプの電源電圧に対応しています。

セトラのホームページ「AEセンサ」もご参考にして下さい。

AE校正装置

AEセンサは、電圧を与えると、持っている共振特性のAEが発生します。この校正装置は、AEセンサを2V、5V、10V、20Vの電圧で駆動して模擬AE波を出力します。さらに、本装置は各社のAEセンサを接続して模擬AE波の最大振幅を計測することができます。この機能により、AEセンサの取り付け状態やAEセンサの健全性の簡易評価を行うことができます。

ポリテクセンター中部AE講習会近づく

ポリテクセンター中部で行われるAEの講習会が、10月と近づいてきましたので、申し込みがまだな方は急ぎお申込みをお願い致します。講師は、メンテクノオフィスの井上紀明様と、当社SETLaの西本が担当します。講習の主な内容は下記になります。
①AEの発生原因やAEの伝搬など、AEに関する基礎知識
②AEセンサの選択、AE装置の選択など、AE計測をはじめるための基礎知識
③AEセンサの取り付け位置や設置方法、取り付け後の校正方法、設置時の注意事項、計測装置の取り扱いなどの計測時の基礎知識
④AEパラメータの意味と、計測されたデータの評価方法
⑤実際の計測器を使用して、材料試験やドリル加工時のAEを実測
詳細は、ポリテクセンター中部のコース番号M6061をご参考にして下さい。

ポリテクセンター中部のAE講習会
ポリテクセンター中部でAE講習会

当社では、個別のAEの講習会もお受けさせて頂いています。ご希望の講習時間や講習内容で対応させて頂きます。

マルチプレクサ販売開始

本機に接続したAEセンサを8CH切り替えのできるマルチプレクサ(AEセンサの切り替え装置)です。本機に接続した8CHのAEセンサを切り替えて、切り替えたAEセンサの出力をAE計測器に接続します。多CHの計測が必要で、同時のAE計測や常時監視のいらいない計測対象に使用できます。制御に使用するインターフェースは5V仕様のRS232C信号で、CH番号をRS232Cで指示するだけでAEセンサを切り替えることができます。プリアンプ内蔵型のAEセンサやプリアンプが使用できるように、プリアンプへの供給電源+5Vの電源出力が可能です。本装置は、藤村クレストより供給を受けて販売しています。藤村クレストのFCAS-M101には、本マルチプレクサを制御できるソフトが標準で組み込まれていて、計測時間と切り替え間隔を指定してAEセンサを切り替えすることができます。本装置は8CHの切り替えですが、さらに多CHのAEセンサの切り替えが必要であったり、プリアンプ用の電源電圧の変更がいるような場合などでも対応できますので、御相談して下さい。

当社セトラのホームページ「計測装置」もご参考にして下さい。

マルチプレクサ販売開始
マルチプレクサ SAE-MPX8CH

レンタルを開始

 レンタルを開始しました。AE計測装置、AEセンサ、AEセンサ取り付け治具などのアクセサリなど、AE関連の設備を御用意し、他社より安価にレンタルをご提供しています。フィジカルアコースティクス(Physical Acoustics)のハンディ―タイプの計測器であるポケットAE(Pocket AE)や、USBでコンピュータに接続して使用できる1283 USB AE NODE、8CHで高精度、高速度でAEが計測できるExpress-8、2CHで高速、高精度にAEが計測できる、AE計測装置の世界標準と言っていいPCI-2、藤村クレストの設備診断新ステムであるFCAS-M101、信和産業のFirst AEシリーズのEdge Node Discovery SEGやOcearn、米倉製作所のAEEDYシリーズなどを御用意しています。また、AEセンサやAEセンサ取付治具、プリアンプなどのアクセサリなどもご提供できます。

当社ではさらに、レンタルでAE装置をお貸出しするだけでなく、操作指導や計測されたAEのデータの評価をお手伝いしたり、材料試験などでは、試験機の御用意や試験を依頼できる試験会社などのご紹介もお手伝いさせて頂きます。ご安心してお利用して下さい。

当社セトラのホームページの「AEセンサ」や「計測装置」もご参考にして下さい。

レンタル、AE計測器、AEセンサ、プリアンプなど
レンタル、AE計測装置、AEセンサ、ウェーブガイド等

非破壊検査協会学会誌に解説

非破壊検査協会の学会誌Vol.71,No.6,Junの特集「再生エネルギー大量導入に貢献するAE法」に解説を投稿しました。内容は「風力発電設備および太陽光発電へのAE適用事例」で、風力発電設備のブレードの診断、増速機の診断、発電機のモータの診断、太陽光発電におけるソーラーパネルのAEによる診断方法を解説しています。本学会誌には、地熱発電や石炭地下ガス化など、再生可能エネルギーに関するAEの利用方法が開設されていますのでご参考にして下さい。

非破壊検査協会学会誌で風力発電について解説
非破壊検査協会解説

機械学会で状態監視と診断技術の講習会

機械学会で状態監視と診断技術の講習会:ISO・JIS・学会基準委員会により、「グローバル技術者必須!!機械の状態監視と診断技術 基礎・実践ノウハウと応用例・規格(初心者向け,初中級者向け)」の開催が決定しました。開催日は2022年11月11日と11月18日です。当社セトラの西本もAEに関する内容で講習に参加しています。今年は、初級編と中級者向けに分けて、より詳細に学ぶことができます。機械学会で状態監視技術の講習会が実施されるのも3回目。常に、たくさんの方が参加されています。

詳細は、下記の機械学会のホームページを御覧下さい。https://www.jsme.or.jp/event/22-72/

機械学会で状態監視と診断技術の講習会
機械学会講習会

トライボロジーのトップインタービューで紹介される

トライボロジーの5月号(No.417)のトップインタビューで、当社の代表取締役社長である西本重人が紹介されました。またベアリング新聞でも紹介されています。さらに、トライボロジーの表紙裏に、セトラではじめての広告をだしました。非破壊検査協会の非破壊検査第71巻6号に解説「風力発電設備および太陽光発電へのAE適用事例」を紹介するなど、セトラはこれからも広告活動や学会への投稿など積極的に活動していきます。

トライボロジー

月刊トライボロジー

新技術開発、製品差別化に役立つトライボロジー(潤滑・摩耗・摩擦)関連技術をクローズアップ。有識者による解説原稿など、技術者・開発社に有用な情報を提供。株式会社新樹社

3月のAEによる設備診断例

3月はAEによる設備診断件数が非常に多い月でした。・風力発電のモーターのクリープ ・撹拌機のメカニカルシール ・ポンプの軸受 ・ダイヤフラムポンプ ・撹拌機の撹拌終了検出 ・造粒機の軸受とギヤー ・造粒機の造粒状態の把握 ・ワイヤーロープの素線の欠損 ・セラミック研削時の欠損の評価 ・切断刃の摩耗 ・スライド機構の摩耗評価 等