AEセンサ取り付け治具曲面用

曲面にAEセンサをマグネットで取り付けるAEセンサ取り付け治具の販売を開始しました。AEセンサの取り付け面が平面でなく、R面であることがよくあります。このような場合には、通常のマグネットホルダではマグネットの接触部が線接触となります。そのため、AEセンサの固定力が小さくなってしまい、AEセンサの保持力が不安定となってしまいます。本AEセンサ取り付け治具は、マグネット部が可動式になっています。接触部は線接触ですが、設置対象へのマグネット全面の距離が最短となり、磁力による固定力がUPします。なお、本製品はステンレスで製作されています。さらに、下記の写真は未塗装ですが、実際の製品は絶縁塗料で塗装されています。治具本体が絶縁されているので、AEセンサの外面からのノイズ混入対策としてAEセンサ側に絶縁処理は不要です。

当社では、本製品だけでなく、特殊なAEセンサの固定治具や、特殊な材質の固定治具など、お客様のご要望にあったAEセンサ取り付け治具を設計、製作致します。ご希望があればご遠慮なくご連絡下さい。

セトラのホームページ「AEセンサ」もご参考にして下さい。

AEセンサ取り付け治具曲面用

SAE-MGHR

左右のマグネットがヒンジ構造で可動する構造です。曲面に沿って固定され、AEセンサを安定して固定することができます。曲面のRによっては、寸法が合わない場合がありますので、ご購入時に、設置したい曲面のRを御連絡下さい。

AE校正装置販売開始

AEセンサの取付状態を確認できるAEセンサ設置校正装置を開発し、販売を開始します。従来、AEセンサの設置状態は。シャープペンシル法やパルサで基準信号を発生させる方法が行われています。これらの方法では、発生した模擬AE信号をAEセンサに接続した計測器で観察するので、2名の作業が必要でした。本装置は、模擬信号の発信だけでなく、設置したAE信号の出力値を計測することが可能ですので、1名でAEセンサの設置状態を確認できます。本装置は、フィジカルアコースティククスやNF回路設計ブロック、富士セラミックスなど、各社のプリアンプの電源電圧に対応しています。

セトラのホームページ「AEセンサ」もご参考にして下さい。

AE校正装置

AEセンサは、電圧を与えると、持っている共振特性のAEが発生します。この校正装置は、AEセンサを2V、5V、10V、20Vの電圧で駆動して模擬AE波を出力します。さらに、本装置は各社のAEセンサを接続して模擬AE波の最大振幅を計測することができます。この機能により、AEセンサの取り付け状態やAEセンサの健全性の簡易評価を行うことができます。